勝連城主・阿麻和利の お墓も堀込墓 (← 地母神信仰?) になっている事も気になります。
堀込墓も母なる大地とか ← 地母神信仰の名残で、亡くなった「人」が『星』になる お話も道教的な地母神信仰の名残とも云われています。
儒教は父系の祖先崇拝 → 人、
道教は母系の自然崇拝 → 星。
↑地母神、腹 (お墓) など。
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勝連城主・阿麻和利 (あまわり) の前は茂知付 (もちつき) 氏が勝連城主でした。
琉球 (むかし沖縄) の茂知付 (もちつき) 氏は「満月 (望月) 」と縁ある人物で、勝連城の回りは月星信仰が盛んであった。云われています。
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実は
日本の望月氏も「満月」と縁ある人物で、家紋も『月星紋』を使用していたようです。
その昔、 望月氏・海野氏・根津氏は『滋野3家』と呼ばれ、三家は緊密な関係で月星紋 (家紋) を使用。
滋野3家 (月星家) の海野氏の分家が真田氏。
真田氏といえば「真田幸村 = 真田信繁」
【 滋野3家は月星紋 】
海野氏は滋野氏の家紋である「月天七九曜 (月星紋)」にちなみ「月輪七九曜 (月星紋)」を家紋にしていたが、後ほど「六文銭」の家紋を使用するようになり、海野氏の分家である真田氏も「六文銭」の家紋を使用するようになったといいます。
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(・・? 気のせいか?
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打紙 (ウチカビ) とは、
冥銭 (めいせん ≒ あの世の紙銭) の1種で、中国や台湾、韓国、ベトナム、琉球などにおいては、紙幣を模した冥銭が用いられ。祖霊信仰の一種で墓前で冥銭を焚いたり、特に旧盆の時期に祖霊への供物として軒先で焚かれる。https://ja.m.wikipedia./冥銭
と、ある。
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(・・? また、日本の仏教でも死者に『六文銭』を持たし、三途川を渡らせる。と風習があるようです。
三途川 (さんずのかわ) とは、
此岸 (シガン ≒ この世)と彼岸 (ヒガン ≒ あの世) を分ける境目にあるとされる川で、
日本では、三途川の渡河料金として六文が冥銭とされ、仏教の六道輪廻から『六文銭』が由来しており、それは貨幣経済の発達に伴い霊界でも貨幣が必要だという価値観念から、死後世界へと移行する通過儀礼的な意味合いを持ち、真田氏や海野氏が六文銭の家紋を使用する事で知られているようです。
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(・・? どうして?
真田氏は、死後世界を連想する『六文銭』の家紋を使用していた? いうと、戦場にあっても「死を恐れていない」という気概を相手に見せるため、旗印や鎧兜、袖の裾に三途川の渡し賃である六文銭を身につけていた。と考えられ、主に戦時に使用する家紋であったようです。
(・・? 今となつて?!
真田氏いうと「六文銭」の家紋。と事を連想するけど、それは戦時用 (一時的) の お話で、真田氏も海野氏 (月星家) の分家。真田氏の源流である海野氏は根津氏・望月氏と同じ『滋野3家 (月星家) 』と云われています。
(・・? もとはというと?!
真田氏も → 海野氏・根津氏・望月氏という『滋野3家 (月星家) 』であったようです。
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(・・; 内容はダイブ飛んでいますが;
琉球の茂知付 (もちつき) 氏も日本の望月氏も『満月 (餅つき) の7月15夜』と縁ある人物であった事 望月氏 (月星家) の同族 → 真田氏の家紋が打紙 (ウチカビ) に似ている事を載せて見ました。
満月の古語は望月 (もちつき / 餅つき) ☆
月星信仰と打紙 (ウチカビ) 風習は道教色を由来としています。
… 今日では →
「トートーメー」とは『尊い方の前 ≒ 御先祖様』と解釈されています。
儒教を由来とする位牌 (イヘー) の前 ≒ 尊い方の前 (トートーメー) に。
↑それは17世紀ころ、
琉球で摂政 (しっしー / 総理大臣) を勤めた儒学者・羽地朝秀の影響から琉球は儒教色を強めた名残に思われます。
ー →
儒教は父系の祖先崇拝 → 人、
道教は母系の自然崇拝 → 星。
↑地母神、腹 (お墓) など。
儒教 (祖先崇拝) と道教 (自然崇拝) が仏教の中に導入され伝来といいます。
⇔ 異説として、
「トートーメー」とは『トト神 ≒ 月の神の前』と説もあります。
また、沖縄の幼児言葉では「お月さま」の事も「トートーメー」と言い、心の中で唱える「うーとーとー 」の「うー」とは『オーマイゴット』の『オー』と同じで、「うーとーとー 」とは古代オリエントの「あートト神よ」と言葉が転訛したも。中国宗教の『儒教と道教』に触れて → 儒教的な祖先崇拝や道教的な打紙 (ウチカビ) 儀式に変化。そのほか、古代オリエントのライオンがシーサーに変化した。と説もあります。
礼的な儒教では、
大尊い (うふトオトイ) → うーとーとー、
霊的な道教では、
オートートー (あートト神よ) → うーとーとー。
*トト神 ≒ 月の神
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