2022/10/31
ある日のブログ では、
こんな1文を載せて見ました。
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あの人は腹が座っている ← 心が強い。
ー ; →
(・・; どうやら ;
それは誤文であったようです ;
ー↓ー↓ー
あの人は腹が座っている ← ✕、
⇔
あの人は肝が据っている ← ◎、
↓類似語↑
あの人は腹を据えている ← ◎。
肝が据わる ← 度胸がある、
腹を据える ← 覚悟を決める。
「肝が据わる (度胸?) 」『腹を据える (覚悟?) 』 ともに「心の強さ』に結び付く意味で、お腹の上部に肝があるので似ているのかな? 思います。
お腹 (腸) は「第2の脳」ではなく ⇔ 脳は『第2の腸』と考える研究者もいるほど、肝を含む お腹 (腸) は「心の強さ』に結び付く物かも? と考えていました。
ー―…―…→→
詳しくは解りませんが、
お腹の上部に肝臓と胆嚢 (タンのう) があり、肝臓で作られた胆汁は濃縮され → 胆嚢で貯蔵 →
→ 十二指腸 (←小腸の入口 / お腹) に食物が来たら、胆嚢 (貯蔵袋) から胆汁を分泌して脂肪の分解 → 消化・吸収に関する役割をしているので お腹 (腸) と肝臓・胆嚢は Set の関係にあるようです。
お腹 (腸) と肝臓・胆嚢は Set の関係 → 表裏一体ため → 肝 (カン / きも) と 胆 (タン / きも) は 混合文字が見られる気がします。
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例 ;
肝 (キモ) が太い →
物動じない。大胆 (タン) である。
*肝≒胆?
試胆会 → 肝試し (度胸試し) 。
*胆≒肝?
胆力 (=勇気) → 肝っ玉。
胆斗 (タンと) の如し → 肝を据えて落ち着く。
臥薪嘗胆 (タン) ← 忘れない → 肝に銘じて? 肝に染めて?
胆 (タン) を練る → 肝 (心) を鍛える。
胆を奪う ⇔ 度肝を抜かれる?
肝胆を披く (カンタンをひらく) →
心を開いて打ち明けること。
肝胆相照らす (カンタンあいてらす) → 互いに心の底まで打ち解けて親しく付き合うことのたとえ。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、転じて心の奥底の意。
など。
… 沖縄語の肝 (チム / 胆) →
チムグクル →
思いやりの精神
チムムチムン →
思いやりある人
チムヒジュルー →
心が冷たい人
チムドンドン →
心が踊る → ワクワク、ドキドキ。
チムワサワサ →
胸騒ぎ、不安とき。
チムグリサン →
お気の毒、かわいそう。
チムガナサン →
愛しい、かわいい。
チムフジー →
心地良い
チムフガン →
ご機嫌ななめ
チムヂュラサ →
心が清らか
など。
表裏一体の「肝 / 胆)』は「心』に関する文字例が多く見られます。
ー?→
(・・? まことか田舎?
英語でも肝臓 (liver) は ← Live (住まい) ← 心の拠り所を意味? との情報も見られました。
*liver ← Live / 心の拠り所?
ー(・・? ー?→
内容は飛んでいますが
東洋でも、西洋でも? 肝は「心』に関する文字例があるのか? どうか? と事は解りませんが、日本では「今の肝」と『昔の肝』は意味が異なるといいます。
「今の人」と『昔の人』?「肝』の位置が違っていた? という事ではなく、江戸時代ころ登場する蘭学者の杉田玄白という人物が「今の肝」と『昔の肝』』 違いの分岐点に云われています。
蘭学者の杉田玄白は、
『解体新書』という医学書 (西洋医学) を作成した人物で それまで日本で使用されていた『東洋医学』の文字を『借用」して「西洋医学 (現代医学) 」を普及させていました。
↓↑
そのため今日でも、
東洋医学に組する鍼院灸で『肝が悪い』と言われた方が ⇔ 病院 (西洋医学) で検査して「肝は悪くない」という 『肝違い」現象が起きているようです。
ー(・・? ー?→
東洋医学の肝と 西洋医学の肝は意味が異なる。
重複する部分もあるようですが、西洋医学 (現代医学) の肝とは異なり ⇔ 東洋医学の肝には → 肝は『胆力 (=勇気と決断) を主る作用』も含んでいるといいます。
↓↑
肝は胆力 (=勇気と決断) を主る作用を持つ?
↓↑
なんだか!?
宗教的な意味合いが含まれているようにも見えます が、実際に宗教的な意味合いを含んでいるようです。
東洋医学の源泉は、
道教 (宗教) 的な陰陽5行説を引用。
… 陰陽5行説では →
生活に関する現象と物質を木 火 土 金 水 (もくかどこんすい)5つの相互関係からなる説明を『5行論』といい。木は燃えて火に、火は木を灰にして土に、土中から金属 (鉄類) など‥鉱脈に通じ、鉱脈には水が流れて、木→火→土→金→水→繰り返す「生む」関係を相生 (そうしょう) 。
反対に ⇔ 木は土を貫いて成長し、土は水をせき止め、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切り倒す、土⇔水⇔火⇔金⇔木⇔反発する『壊す』関係を相剋 (そうこく) 。
→ 「相生」 → 流れる関係 ⇔ 『相剋 』⇔ 止める関係があるといいます。
ー―…―…→→
東洋医学では、
道教 (宗教) 的な陰陽5行説を引用して → 陰 (裏) の臓 と 陽 (表) の腑という『臓腑』の概念を持ち ⇔ 西洋医学 (現代医学) の「臓器」とは意味合いが異なり、勇気と決断を主る肝っ玉 (胆力) の力が弱ると → 消化不良を起こし → 決断力低下に陥る。→ 肝っ玉 (胆力) の疲れは爪 (←皮膚の1部) に現れ → 腑 (陽) → 臓 (陰) → 病 に結び付く? との考えをしているようです。
*疲れ→皮膚→病?
5つの臓腑 →
木 (肝 / 胆) → 火 (心 / 小腸) → 土 (脾 / 胃) → 金 (肺 / 大腸) → 水 (腎 / 膀胱) →
表裏一体関係にある肝と胆は 木 に属しており 木は伸び伸び上部に出発 ⇔ 圧迫を嫌がる性質を持つけど、勇気と決断を主 (つかさど) る肝っ玉 (胆力) の力が弱ると → 窮屈 → 渋滞 → 消化不良を起こし → 過敏性腸症候群・生理不順に月経問題・目の疾患・めまいや頭痛・アルコール依存症や暴力行為・悪夢を伴う不眠・など。症状が現れる事があるようです。
ー ; →
(・・; 内容は複雑していますが ;
5つ臓腑の中でも 肝 (カン) と 心 (シン) は、
「 血」と『こころ』に影響を与える臓腑で → 肝 (カン) は「 血」と『気 (こころ) 』の「貯蔵と調節』 心 (シン) は「 血」と『気 (こころ) 』の「出荷と運搬』をしているようです。
ー↓─━─扉─━─↓ー
(・・!? もしかすると!?
肝臓 (liver) は「 血」と『気 (こころ) 』の拠り所 ← Live (住まい) でもあるので赤いのか? 思う事があります。
… 小学生ころ →
おじいさんが山羊の血をスープに入れて肝臓 (liver) を作っていた事を思い出しました。
肝臓 (liver) は血液凝固作用を持ち、ケガ等で出血した血を固める作用も持っているようです。
おじいさんは ;
これまで大切に育てていた肝 (チム) → チムガナサン山羊をチムグリサンしたのです。
チムガナサる山羊 (ヒージャー) 、
スープの中でチムグリサン。
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