2023/01/21
紫の着尺や帯の反物は製作しても ほとんど眠る事が多く
また紫の染料やその助剤は高価なので、あまり染色する事はありません。
単独で紫の色素を生む草木も少なく、昔は青と赤を混ぜて紫を抽出していたようですが、近年では特殊な抽出法で紫の色素を生む方法も net 上で見られるようになって来ました。
理科の実験で酸性とアルカリ性の色分けに使用される紫キャベツでも紫の色素を抽出できると載っており驚きました!? なぜなら? 紫の染料やその助剤は高価なので、紫キャベツでの草木染情報はとても気になりました。← 時代も揺れ動く気もします。
… 通例の草木染では
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お湯 / 鍋で草木を加熱する抽出法なのですが、紫や赤系の色素は加熱によつて変質する事があるので、特殊な助剤を用いたり。その助剤 Set も染料も高価な物になっています。
net 上で、
アントシアニンという赤系の色素を含む食品で紫系や赤系の色を生む事、アントシアニンは加熱に弱いけど米酢やミョウバン等の酸性物質で抽出できると紹介されていたので、アントシアニンを含む食品を集めて見ました。

… この度は
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この度の絹糸はタンパク質 (結合組織) を多く含む動物繊維なので、タンパク質 (結合組織) を染み込ませる豆汁下地をしなくとも良いけど、精練 (せいれん) という下地処理 (研磨作用) を行う事によつて繊維と色素の結合性を良くしたり、ムラ染め防止作用にもなります。
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塗装に例えると?
精練 (せいれん) という研磨作用は 塗装前の下地処理 → サンドペーパーかけ? ような役割にあるかもしれません。









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